うつ病は入院で集中的に治療が出来る~環境チェンジ療法~

女性

目に見えない心の病気

まわりの理解が必要

医者と看護師

うつは、心の病気です。目には見えないものですから以前は社会ではなかなか理解されにくいものでした。しかし、今ではその起こる原因や症状などもよく知られるようになりました。そしてうつが脳の病気によるものだとの認識も広まっています。うつはなぜ起こるのでしょうか。それは脳の中にあるセロトニンという物質が少なくなるために起こります。これが減少すると倦怠感やだるさ、集中力がなくなったりします。それが重症になったものがうつ病です。それではなぜセロトニンが少なくなるのでしょうか。それはストレスや乱れた生活などから起こります。また腸内環境が悪くなることで起こることも知られています。セロトニンは人間の感情を左右する大切な脳内物質なのです。うつは精神的に不安定になり、何事にもやる気が起こらず、食欲の減退や睡眠不足などさまざまな症状が出てきます。忙しくストレスの多い現代ではこの病気にかかる人が近年増加する傾向にあります。うつを治すには特別な治療法はありません。まず、十分な休息を取ることが必要です。

十分な休息で心を癒そう

うつは、軽いものなら通院で治ります。十分な休息をとり、ストレスを貯めない生活をし与えられた薬で直すことは可能です。しかし、重症になるとやはり入院がおすすめです。家庭や社会から切り離された場所でゆっくりとした時間を取ることが必要となってくるのです。入院することは家族の負担を減らすことにもなります。病人がいると家の中は暗くなりがちです。また病人の世話をする家族も大変です。介護で疲れた家族が病気になるケースもあるほどです。ましてや精神を病んでいる病人だとなおさらその負担も大きくなるでしょう。入院するには当人の承諾が必要です。そして話し合って理解してもらうことが大切です。また、自殺願望の強い患者の場合は強制入院させる場合もあります。入院生活は心と体をリラックスさせ、のんびりとした毎日を過ごすことが主な目的です。そして医師が処方したセロトニンを主体とした抗うつ薬などで治療していきます。通院でも治療できるうつ病ですが、軽い症状でも入院して社会から切り離された状態で体と心をいたわるのもひとつの方法と言えるでしょう。